2014年4月15日火曜日

生産すること

自分はこれまでに何か「生産」をしたことがあるだろうか。
自分自身の持ち得る資源、知恵、労力を使って何か形あるものを作りだし、それを誰かに認めてもらい、消費してもらう。そしてその価値に対しての対価を得る。

とてもシンプルなことなんだけど、
自らの手で生み出したもので、直接対価を得た経験が自分にはまだない。

色々と考えてはみたものの、
どう考えても今の自分には大した資源がない。
何か1つだけでも良いから、自分の中にある資源を活かして生み出せる価値はないものだろうか。今色々と考えてる。

最近考えてた空き家を活用したビジネス。作れるんなら作っても良いけど、作ってどうしたいんだ。中身が全く空っぽでこれじゃあまずい。
料理はけっこう好きで、出来る限り手づくりしている。だったら料理?
食材にはいくらかこだわりがあるから、畑を借りて少しの野菜を手づくりする?
それだったら、自分の手で作った少しの野菜を使って料理を出して、その価値を認めてくれたら、対価を得ることができる。まずはちっぽけで全然かまわない。
その行為自体が自分にとっては必要だと思うから。

今日新たに考えついたキーワードは「醤油」。
自分の数少ない資源の1つに英語がある。英語は外と中を繋げるツールだと思っている。であれば、伝えたいものを自分自身が体現できないといけない。
日本の伝統産業が守り抜かれ、後世に続いて欲しい願望がある。
食が好きで、料理でもとりわけこだわりのある調味料が「醤油」でもある。
自らが木桶醤油職人になって、その魅力を英語という手段を使って外に伝える。もちろんやるからには原料の大豆や麹を有機で自家栽培し、加工、販売まで手掛ける。また、醤油を使った団子などの加工品も作りたい。そして、それをのんびり食べながら憩えるコミュニティスペースも作りたい。出来る限り、ニーズに見合うぐらいのロットで抑え、手作りにこだわりたい。とにかく大切にしたいのは、原材料の大豆と麹を自ら「生産」することだ。もし醤油が自分にとっての本当の資源に代われば、もしかしたら英語は必要なくなるかもしれない。
…そんな戯言を妄想してた。笑 次元が低くて色んな方にごめんなさい。

とにかく今は自らが「生産」して価値を提供できる何かが欲しい。
このジャガイモ1つにしても自分で作ればそれは価値に代わるかもしれない。